出会いの奇跡

偶然か運命か出会いの奇跡が起きた男女の素敵なのろけ恋愛・失恋体験談!思わず胸がキュンとする出会いのエピソードを紹介

中部・関西地方

初恋、初失恋、初めてを全部教えてくれた人

高校一年生の時から付き合い出して、大学二年生の夏まで付き合いました。大学は石川と京都で離れ離れ。遠距離になってから少しずつズレが生じてしまい、わたしからお別れを言いました。それなのに、別れたいという言葉を発した瞬間から涙が止まりませんでした。

石川県金沢市の奇跡の出会い体験談

初恋、初失恋、初めてを全部教えてくれた人の画像

彼との出会いは高校一年生の春。同じ高校の、同じバレーボール部でした。隣のコートでいつも練習していて、初めは彼の存在すら知りませんでした。ある日足元に転がってきたボールを拾うと、それを取りに来たのが彼でした。

ありがとうございます、と頭を下げた彼はとても大人っぽくて、わたしの一目惚れでした。
先輩だと思ったのでなかなか近づけないな、と思っていたけれど、友達に彼のことを話すと、なんと同じクラスだと言います。

その子にキューピットになってもらって、彼のアドレスをゲットしました。
毎日のようにメールをしてるのに、学校で会うことはなかなかなくて、部活中も話すきっかけはありませんでした。

見かねた友だちが話すきっかけを作ってくれて、初めて彼と話したら、明るいわたしにとてもいい印象を持ってくれて、それからすぐ告白されてわたしたちは付き合い始めました。

それまで、わたしは何人かとお付き合いをしたことがありましたが、本当に心からドキドキしたり好きだなぁと思うような恋愛ではありませんでした。

彼は、わたしが初めての彼女でお互いとても恥じらいながらデートを重ねました。
お互いに本当に好きで、大事にしてたし、大事にされているなと思いました。

初めて彼とキスをしたのは、花火大会の後の公園でした。ドキドキとトキメキが止まらなくて、意味もなく泣きたくなるくらいからが好きでした。

お付き合いを始めてから1年が経った頃に初めて彼と結ばれました

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前の段階はずっとあったのですが、なかなか前に進まなくて、わたし自身は待ち望んだその時でした。痛みと恐怖でいっぱいでしたが、幸せが上回っていました。高校の三年間、ほぼ毎日一緒に帰って、休みの日はいつもどこかに出かけ、お互いの親にも紹介しあって、いつか結婚するのかな、なんて思っていました。

初めて迎えた壁は、進路を決める時期になった高校三年の夏でした。
わたしは、成績が良く学年でも常にトップでした。
彼は逆にスポーツ推薦だったので成績がいいわけではなく、大学もバレーボールで行く予定でした。

わたしはそれに合わせて大学を受けようと思っていて、彼の志望大学は京都だったのでわたしは京都の大学を受験し見事合格しました。
しかし、彼は後から来た推薦の話がどうしても諦めきれず石川の大学に残ることに決めたのです。

遠距離恋愛になることが決まって、漠然とわたしたちは大丈夫、と思っていました。
京都へ引っ越す前日、いつものように彼と遊んでいつものように彼は家に送ってくれました。

でもどうしても離れたくなくて、わたしは家帰ろうとしませんでした。
こういう時普通なら、頑張れよとか、離れても大好きとか言うのかな、と想像していましたが、彼はいつもと変わらず、また明日なと言いました。
ただ、いつもと違ったのは、わたしをギュッとしながら涙声で言ったことでした。

堪えていたものが全て溢れ出して、わたしはワンワン泣きました。一通り泣いた後、彼は、もう一度、また明日なと言ってわたしを家に帰しました。
もう泣かない!と決めてわたしは京都へ引っ越しました。

それから大学生活が始まると今まで知らなかった都会という世界をわたしは知りました

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いろんな人がいて、いろんな価値観、いろんな遊び、わたしの知らないものをたくさん手に入れました。

毎日のようにワイワイ友達と遊んでいました。
彼がいない日々なんて考えられなかったはずなのに、
気づけば彼がいないことに慣れてしまっていました。
彼とは毎日のように電話をしていました。彼のことはそのときも大好きでした。

けれど、自分の中で確実に起こっている変化に気づいていました。
いろんな人に出会っていろんな人とこれから付き合ってみたい、そんな思いが芽生えていました。

田舎から出て来て、初めて触れたその刺激の中で、わたしは彼のことを考える余裕もないくらい揉まれていきました。
月に一度彼が遊びに来ていましたが、それも少しずつ間隔が開くようになって、お互い嫌いじゃないけど、お互いがお互いがいないことを大丈夫だと思うようになっていきました。

久しぶりに会った大学2年の夏、わたしは意を決して彼に別れ話をしようとしていました。

他愛もない話をして、少し沈黙になったとき、今だ!と思い言葉を発しようとしたのに、声が出ません。
声が出ない代わりに出て来たのは大粒の涙でした。
なんで泣いてるのか、自分でもわかりませんでした。
ただ、今から自分が言おうとしていることがとても辛くてとても悲しいことだと分かっているのに、もう2人はやり直せないことも分かっていました。

無言のまま泣いているわたしに、彼は、もう分かったよ。とだけ言って抱きしめてくれました。

俺が言わなきゃいけないのにごめん。と。
お互いに気づいていたもう埋められない距離に、2人とも思い悩んでいたんだなと思いました。

こんなに誰かを大好きになったのは初めてで、
こんなに悲しいのも初めてで、
こんなに幸せなのも、こんなにヤキモチを焼くのも、
こんなに満たされたことも全部初めてでした。
わたしに全部教えてくれた彼に本当に心から感謝しています。

恋愛として、それ以上続けていくとはできなかったし、お互いにお互いの道を進むことになったけれど、心から幸せになってほしいと思えたのも後にも先にも彼だけです。

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