出会いの奇跡

偶然か運命か出会いの奇跡が起きた男女の素敵なのろけ恋愛・失恋体験談!思わず胸がキュンとする出会いのエピソードを紹介

中部・関西地方

傷の舐め合いをしながら過ごした日々からお互い卒業

わたしが彼に出会ったのは、失恋してすぐの時でした。そして、彼もまた前の彼女に裏切られた直後で、私たちは意気消沈して弱り切った状態で出会い、お互いにその弱った心に寄り添いながら傷を舐め合っていました。高め合うのではなく甘やかしあっていただけでした。

京都府京都市の奇跡の出会い体験談

傷の舐め合いをしながら過ごした日々からお互い卒業の画像

わたしが彼に出会ったのは、失恋した直後でした。五年付き合った彼と別れたわたしは、心にぽかんと穴が空いたような日々を送っていました。
そして、彼もまた大きな裏切りに遭った直後にわたしに出会いました。

彼は大学の部活の後輩と二年間付き合っていました。彼は部活の推薦で大学に通っていて三年生になるまでは全寮制でした。彼には双子の兄がいて、その兄もまた同じ部活で同じ寮に住んでいました。

ある日、彼は隣の部屋に住んでいる兄の元に漫画を返しに行くと、そこには自分の彼女と自分の兄がいちゃついている光景を目の当たりにしたのです。
立ち尽くし、同時に大切な2人から裏切られた彼は、言葉も出ないままその場を離れ、それから一切二人との関わりを絶ったそうです。

そんな時に、私たちは出会いました。第一印象はタイプでもなく、惹かれるものがあったわけではありませんでした。おそらく、それは向こうも同じでした。共通の知り合いの開いた飲み会で出会いましたが、その時のノリにもなかなかついていけなかった私たちは、自然と二人で話し始めました。

なぜこの飲み会に来たのか、と聞くと、気を紛らわしに、と答えたので、何かあったのか聞くと、ことの詳細を話してくれました。同じ質問を彼からされたのでわたしも同じだよ、と答えました。

きっと私たちは自分の弱り切った心を同じように弱った相手だったから包み隠さず出すことができたし、そう出来ることを好きということと勘違いしていったのです。

いろんなことに投げやりになる彼と大学も行かず毎日呑んだくれるわたし

いろんなことに投げやりになる彼と大学も行かず毎日呑んだくれるわたしの画像

互いに高め合うはずの恋愛が、私たちの場合はただ傷を舐め合って、甘やかしあって、私たちはお互いに落ちるとこまで落ちていきました。

そうして、2年の月日が流れた頃、わたしは自分の夢を見つけ歩き出しました。必死で勉強もして必死でお金も貯めました。彼はそんなわたしを見て、俺を置いて行くのか、と言いました。

彼に対して情があったのは確かですが、この二年間が幻想なのことにわたしたちは気づいていました。どこかで切らなければいけない、どこかで離れなければいけない、わたしたちはそれを知っていました。でも、そのきっかけが見つからなかったのです。

自分の夢を追いかけ出すと、その世界で新しい出会いがありました。わたしの夢を応援し、そしてわたしも尊敬できる相手でした。彼は、わたしのことを好きだと言ってくれました。そこで、わたしは二年間付き合っている人がいて、その人と別れられずにいることを話しました。

それを聞いて彼は、別れることが自分のためであり、何より相手のためだと思うなら、一つの勇気が必要だと言われました。その通りだと思い、わたしは彼に別れ話をしました。泣いて泣いてすがってくる彼。でも、わたしはちゃんと言いました。

わたしは、あなたに感謝はしてる、でも好きなんじゃない。それはこの二年間ずっとそうだったんだと思う、と。彼は、その言葉を聞いて、我に帰ったように言ったのは、俺も同じだった。お互い卒業しなきゃいけないな、と。

ダメな二人がが傷を舐め合い甘やかしながら過ごした二年間、それでも、一人では立つことも出来ないくらい弱ったわたしたちはお互いがいなければダメだったのです。どこかで高めあえたらこうならなかったけれど、わたしたちは離れることを選びました。それから一度も連絡もとらず、どこで何をしているかも知りません。

わたしは夢を叶え、アドバイスをくれた彼と結婚し一児の母となりました。弱さを超えて前を向けたのは彼と過ごした二年間のおかげだったと今も感謝しています。

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