短期間でしたが幸せすぎて今でも忘れられない想い出の人がいます
私が仕事も全然うまくいかなくて、恋愛に対しても臆病になっていた時に出会った男性との甘くて切ない恋愛期間があります。今でも忘れられない幸せな思い出として記憶に残り、時々夢にも出てくるほど大好きな人でした。
大阪府大阪市の奇跡の出会い体験談
当時の私は希望した仕事に就けず、とりあえずアルバイトをしてその日暮らしをしていました。新しいことへの挑戦へもあまりやる気もなくって、ただ毎日お金を稼ぐためにバイトをしているような状態でした。
そんな私が行っていたバイト先に、超短期で入ってきたアルバイトの男性がいました。
そのバイトは超短期で、私とは仕事内容が違ったのですが、通りかかりに彼を見たときから私は一目ぼれしてしまいました。
彼も私のことを見つけて、ニコッと笑ってくれ、私はその日から彼のことを意識してバイトに行くようになりました。
翌日から彼は隙を見つけては私に話しかけてきてくれるようになり、短時間でしたが楽しく話すことができ、私のモチベーションも上がっていきました。
彼のバイト期間は本当にあっという間に過ぎてしまい
最終日、彼は私が仕事を終えるのを待ってくれていて、ご飯食べに行こうと誘ってくれました。
自転車の後ろに乗せてもらって、なんだか学生みたいだなと幸せな気分でした。
彼は実は今、アメリカに住んでいて、今回短期で日本に戻ってきており、バイト先は居候先でもあるおじさんが経営しているので手伝っていたそうです。
私はこのまま彼とお付き合いをしたいとすら考えていたので、もう帰国するんだと聞いてものすごくがっかりしました。
彼もそれに気づいて、今日から帰国するまでずっと一緒にいようと言ってくれて、本当に毎日毎日会ってくれました。バイトで10日くらい、それから2週間足らず、私は今までも恋愛はしてきたつもりでしたが、こんなに幸せだと感じたことはありませんでした。
仕事が終わってから会うとなると
あまり時間がないと思いきや、彼はそこからいろいろな場所に連れていてくれました。彼のほうがずっとこの街を熟知していて、私は初めて体験するようなことをたくさん知りました。
今まで、仕事帰りにデートといえば、食事して飲んでホテルに行って、が定番でしたが、彼となら観覧車にも乗るし、バッティングセンターにも行くし、自転車でただひたすら走ったり、公園でもたくさん話しました。夜が終わってほしくないと毎日毎日思いながら、終電がなくなっても自転車で送ってあげるからと本当に深夜まで一緒に過ごしました。
彼が帰国する日、私は仕事でしたが、隙を見て最後の電話をしました。
涙が止まらなくって彼を困らせましたが、すごく幸せだったと伝えて別れました。
彼はアメリカでやりたいことがあるとのことで、もうしばらく返ってくることはないそうです。だから暗黙の了解で待つこともまた会う約束もしませんでした。
今でも彼はあの時のまま、私の心に残っています。