出会いの奇跡

偶然か運命か出会いの奇跡が起きた男女の素敵なのろけ恋愛・失恋体験談!思わず胸がキュンとする出会いのエピソードを紹介

北海道・東北地方

転んだ私の靴を拾ってくれて不審者扱いした男性は現在の夫

ある日、地下鉄で転んだ私の靴を拾ってくれたのが現在の夫です。外に出ると大雨で、転んで怪我をしていた私を気遣って傘を差しかけてきてくれたのですが、思わず不審者扱いしてしまい猛スピードで逃げ帰りました。そんな彼と再会し付き合う事になり数年前に結婚しました。

宮城県仙台市の奇跡の出会い体験談

転んだ私の靴を拾ってくれて不審者扱いした男性は現在の夫の画像

その日はとにかくツイてない日でした。
百貨店で販売の仕事をしているのですが、お客様の持ち込んだ商品が元でトラブルになってしまい百貨店側の責任者からも注意を受け、とても落ち込んだ気分で帰りの地下鉄に乗っていました。

駅に着いて地下鉄を降り階段を上がろうとした時、靴のかかとが溝にはまってしまいました。
そのまま靴が脱げバランスを崩しかけた時、後ろから来た人に当たって転んでしまいました。

バッグに入れていたお弁当箱やボトルも散乱し、慌ててそれらを拾い集めました。
その時に私の真後ろを歩いていたのが今の夫でした。

目の前の人間が急に転倒したのでびっくりした様子でしたが、まだ溝にはまったままの靴を取り合えず抜こうとしてくれました。

やっと抜けた靴のかかとは折れかかってぶらぶらになり

やっと抜けた靴のかかとは折れかかってぶらぶらになりの画像

取りあえずお礼を言って受け取ったのですが、履いて歩ける状態ではありませんでした。
片足を裸足のまま階段を登りはじめましたが、ぶつけた部分がズキズキ痛み出しよく見るとパンストが破れてスネからは出血していました。

なんとか階段を登りきると、外はスコールのような雨が降っていました。
もちろん傘なんて持っていませんし、コンビにで買うにも家までは数百メートルほどです。

ツイていなかった一日の終わりらしいな、と諦めモードで雨の中を歩き始めると、彼が「大丈夫ですか」と声を掛けてきました。
「はい、大丈夫です」と片足裸足で流血しながら答えたので、全然大丈夫そうじゃ無かったと後で笑われました。

取りあえず行き先が同じ方向のようだったので

取りあえず行き先が同じ方向のようだったのでの画像

傘を差し出してくれたのですが、見知らず男性と相合傘なんてと思い丁寧に断りました。
「そりゃ、気持ち悪いですよね」と苦笑すると「じゃこれ使って下さい」と傘を差し出してくれました。

笑った顔がくしゃっとして、ちょっと可愛いような気持ち悪いような不思議な気持ちになりましたが、その申し出も断って雨の中を競歩ばりの猛スピードで帰宅しました。
家で落ち着いてくると、自分の態度が失礼だったんじゃないかと思い始めました。

真面目なやさしそうな人だったし、靴も拾ってくれたのに、自分はどこかイライラした態度をとっていたんじゃないかとちょっと後悔しました。
同じ駅だし今度会ったらご挨拶しようと思い、地下鉄で彼の姿を探したのですが、それ以後会う事はありませんでした。

それから半年も経った頃いつものように地下鉄を降りて

それから半年も経った頃いつものように地下鉄を降りての画像

改札に歩き出すと、人混みの中で立ってこちらを見ている彼の姿が目に入りました。
彼に近づいて行き、その節の無礼を詫びて御礼を言うと、とても緊張した面持ちでお茶に誘われました。

普段ならそんな誘いは断る性格の自分ですが、とてもぎこちない真面目な申し出に思わず誘いを受けてしまいました。
近くのカフェに入ると名刺を出して「決して怪しい者ではありません」とお互いの名刺を交換しました。

彼がこの駅を利用するのは知り合いの家に行く時だけだと分かり、どうりであれから会えなかったはずだと納得しました。
それでもあの雨の日以降も、何度か来ていたようなのですが私と会う事は無く、私に不審者みたいに思われたんじゃないかと気にしていたそうなのです。

改めてお詫びをしてその後はあの日の話で盛り上がりお互いの仕事の話などしました

改めてお詫びをしてその後はあの日の話で盛り上がりお互いの仕事の話などしましたの画像

連絡先を交換し、それから付き合いが始まり数年前に結婚しました。
自分を不審者扱いして、ものすごい速さで逃げて行ったあの日の私を、夫は今でもとても楽しそうに話します。

夫はコーヒーがとても好きなのですが、私はどうしても胸やけがしてしまい苦手なのです。

そんな私のためにコーヒー豆をブレンドしたり、よく分からない工夫をしてくれた結果、私でも美味しく飲めるコーヒーの調合に成功しました。
夫が自分の飲みたいコーヒーを飲んで欲しいと思うのですが「一緒に飲んだ方が美味しいから」と言います。

単に研究員の職業病みたいなもので、何でも分析し追求してしまうクセだと思っていますが、彼が淹れてくれたコーヒーを二人で飲んでいる時にとても幸せを感じます。

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