出会いの奇跡

偶然か運命か出会いの奇跡が起きた男女の素敵なのろけ恋愛・失恋体験談!思わず胸がキュンとする出会いのエピソードを紹介

関東地方

彼女はロックベーシスト~迫力重低音の女豹

お見合いパーティーで出会った同年代の彼女、マリはロックバンドのベーシストだった。彼女はプレイの最中、激しいプレイのサウンドで聴く者を圧倒し、ウインクで男を惑わせる!魅惑の脚線美!都会のジャングルで出会った妖艶なる女豹の姿をオレは見た!

東京都豊島区の奇跡の出会い体験談

彼女はロックベーシスト~迫力重低音の女豹の画像

20代後半のアラサーに差し掛かった頃、オレは結婚相談所に入会して婚活を始めた。その時以前にも合コンをセッティングしてくれる会に入っていたが、どうしても彼女目当て、という感じだったが、一生一緒でいたい女性が欲しいと思ったからだ。

その相談所のパーティーは池袋で行われる。応募している年齢は20代後半から40歳まで。オレは同年代の女性なら、会場で勝手が判らず戸惑っている所を呼び止めて少しばかりおどけて話をして、共通点を見つければゲットできる、と踏んでいた。

しかし肝心の話題をどう切り出そうか、と色々考えてなかなか決め手が見つからないままパーティー当日を迎えてしまった。会場ではオレが男性陣の中でどのランクかを考える余裕もなく、年の近そうな女性はいないかという事で頭がいっぱいだった。

それでもすぐに理想の女性は見つかった

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オレの想定通りまわりは30代以上で、当時のオレから見ればおっさんばかり。少し止まっどった表情を浮かべたタイミングを見計らって声をかけた。

名前はマリといった。まずは無難に挨拶を交わし、お互いにこういうパーティーにまだ不慣れなことを確認してから休日に何をしているかを切り出したところ、バンドでベースを弾いているそうだ。

そこでお互いロック好きということが判ってから、話はどんどん弾み、同じコンピューター関係の仕事についていること(彼女はソフト開発、オレはソフトを使う側でお互い違う立場の話を聞けた)、今料理に凝っていることを話しただろうか。勿論オレたち二人のカップルは成立。相談所を通さない初デートの約束をした。

デート当日、ライブ会場で会おう、との連絡がマリからあった。なんでも彼女のライブを見て欲しいそうだ。会場の入り口の煉瓦の壁に色々なバンドのライブ告知のフライヤーが貼ってある。会場は地下だった。マリのバンドのライブがほどなくして始まった。

暗転からいきなり激しいロックをかます

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マリは短髪ながらしっかりと化粧をしていて、脚の形も露わなヒョウ柄のスパッツを穿いていた。すさまじい速弾きの激しい演奏をしながら、目が合ったオレにウインクをした。その色っぽさと言ったらもうたまらなかった。

イメージで言えば、「Runnawqy」の頃の麻倉未稀という感じだった(イメージそのままの姿がyoutubeで見れる。テレビ中継のライブだったか)。そう、この東京というコンクリートジャングルの中で、マリという女豹に恋をしたのだ…。

ライブ後に念願の初デート。ステージそのままのハイテンションで盛り上がった。オレのジョークにキャッキャ言って喜んでくれた。
「このまま帰りたくないな…。今日は朝までずっと…」

オレも同意見だった。この夜はもちろん朝まで一緒に過ごした。
それからというものの、デートはいつでもロックがらみ。タワーレコードで一緒に買い物をしたり、オレも返礼になじみの店を教えた。持ち乱ライブも一緒にヒートアップ!
しかし半年後、いきなり別れの時を迎えた。

最後のライブが終わった後マリの表情がさえなかった

最後のライブが終わった後マリの表情がさえなかったの画像

いつものようにハジけた感じがなくなっていたのも妙に感じたが、そのテンションをライブ後のデートでも引きずっているようだった。食事の後、公園で彼女がいきなり切り出した。

「…今日でお別れしましょう。」
「一体どうしたっていうんだい?これからの事だってしっかり決めていたじゃないか!」
「ごめんね、どうにもならない理由があるのよ。」
「えっ?」

「あたしね、会社をクビになっちゃったの。コンピューターの仕事といっても、あなたの仕事とはまた別だし、第一あたしのスキルじゃ他の会社で勤まるかとっても不安だし、派遣でも何でもやって食いつなぎながらステップアップしていかなきゃ。あなたともしばらく会えない…。あなたと一緒になるって約束を破ってごめん!」

「まだあきらめるなよ!俺だって新しい仕事を任てステップアップできる所まで来ているんだぞ!」
「わかった。これからあまり会えなくなるかも知れないけど、連絡だけは忘れないから。」

この時ほど自分の無力を悔やんだ事はなかった

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しかし、三日後にオレも会社をクビになった。元々親父のコネで入った会社だったが、ツテのあった専務の意見より、もっとベテランのオレの後釜の人を見つけようという社長の判断が通ったのだった。

オレもマリと同じ苦境に立たされたのだ。
それからというものの疎遠になってしまい、結局マリから別れの電話をもらったのが最後だった。それから数年して、リストラという言葉が流行ることになる。

あれほどオレが好きになって、気が合って、楽しかった異性は以後出会えなかった。お見合いパーティーには積極的に顔を出し、誠心誠意伴侶を見つける努力をしてみたが、ついに相手は今まで見つからずじまい。今もまだマリの事を思い出しては楽しいひと時を思い出している。

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