高嶺の花だと思っていた先輩と両思いになれました
大学時代のクラブでイベントを企画したときのスタッフ同士として知り合いました。イベントの最終日に2人で話す機会があり、意気投合。夏休み期間中というのもあり、2人で何回か合ううちに仲良くなり付き合うことになりました。
京都府京都市の奇跡の出会い体験談
大学一年生の夏、国際交流のクラブに所属して初めてイベントのスタッフになりました。外国人を京都に招き観光地を案内したり、文化交流をするというイベントです。
毎年恒例の行事で他の友人や先輩数名と試行錯誤しながら外国人に喜んでもらえる企画を考えていました。そのときのイベント企画長だった彼はなかなか部会には参加しておらず、上回生ということもあり雲の上の人のような存在でした。
もちろんメールでの相談事には乗ってくれましたし、必要な仕事はこなしていたので直接会って話さなくても充分でしたし、ましてやまだ恋愛感情も持っていませんでした。本当にただの先輩の1人でした。
数ヶ月かけて計画したイベントがスタート
いよいよ直接顔を合わせることになったのですが、そのときも外国人との交流をしたり、スタッフとして細々と動く方が多かったので全くゆっくり話す機会はなく、純粋にイベントを楽しんでいました。
数日間続いたイベントの最終日は滋賀県でロッジを貸し切りフェアウェルパーティーで大いに盛り上がりました。次の日の予定が特になかった私と彼は2人でロッジのウッドデッキに行き、初めてゆっくりと話すことが出来ました。
そのときも先輩が眠れない後輩に付き合ってくれているんだなくらいの感覚で全く下心はなかったし、あちらもそんな気はなかったと思います。それくらい私にとっては高嶺の花でした。
しかし話している間に突然
これから俺の話をしますと言って自分の話をし始めたのです。これまでの会話の流れと全く違ったし、彼の内面を教えてくれてとても驚いて嬉しく思いました。
私の話も上手く聞いてくれたのでお互いのことをたくさん話ました。気がつく朝が来るまでずっとずっと話をしていたのです。眠るのが惜しいくらいでした。
他のみんなの起床時間になるとスタッフと企画長に戻って帰るまで雑務をこなしました。
その日からどうしてあんな話をしたのか気になってもっともっと知りたい、話したいと思うようになったのです。
大学は違うし、連絡を取らなければもう会うのも難しいかもしれないと思い、今までプライベートなことではメールをしたことがなかったのですが意を決してメールを送りました。
するとそこからはお互いメールをし合うようになり、会う約束も向かうから声をかけてくれました。夏休み中ということもあって、定期的に食事や映画にも行って夏の終わりには夜景を見ながら告白もしてくれました。すごく青春を感じた夏でした。