舞台の上の彼に惚れてファンになってしまいました
和太鼓の演奏をする彼のクラブのファンになって学校に応援メールを送ったことがきっかけで知り合いました。それからメールやチャットをやり続けて、バレンタインデーに彼に会いに行きました。そこで告白されお付き合いが始まりました。
兵庫県神戸市の奇跡の出会い体験談
高校生のある夏の日、彼が所属していた和太鼓部の舞台演奏をたまたま見かけました。その和太鼓部は他校で私は知らなかったのですが県内でも和太鼓部の演奏に関してとても有名だそうです。
そんな彼らの舞台は五臓六腑に響き渡る素晴らしい演奏でした。すぐに心惹かれて居ても立っても居られなくなり、家に帰るとすぐにその学校の和太鼓部にあてて応援と激励のメールを送りました。
有名な部だったのできっとそんなメッセージはよく受け取っていたでしょうが、他校の女子高生からのメールはきっと珍しかったのでしょう。部員数名から直接返信のメールをいただきました。
私からすると雲の上の人のようなあの素晴らしい舞台に立つメンバーからメールをもらえるなんてと舞い上がってしまいました。何通かやり取りをして行くうちに最終的には1人の男子高生と長くやり取りをするようになったのです。それが後の彼でした。
どんなクラブ活動なのか今日はどこに演奏に行ったのか
勉強との両立は大変じゃないか、将来はどんな進路を考えているのか、たくさんメールをしました。
彼も私のことを興味があったようないろんな質問をしてくれました。メールでは時差もあるし、なかなか内容も詰められないので週末にはチャットをして楽しみました。
1月になるとお互い修学旅行の季節になり学校は違ったのですが、行き先が同じ長野のスキー学校でもしかして会えたりして!と盛り上がったりしました。
会うことは出来なかったですが、同じ時間をスキーして過ごしたことがとても嬉しかったです。写メを送りあったりもしました。まだ付き合ってはいなかったのですが、きっと相思相愛だろうという甘い時間だったのを覚えています。
2月になると彼からバレンタインデーのチョコレートが
欲しいと言われました。もちろんあげたかったし、告白も考えていたのでちょうどいいと思いました。
チョコレートだと溶けてしまうと悪いなと考えて、チョコレート味のクッキーにしようとか、お菓子だけじゃなくなってしまうからストラップもあげようとか、雑誌のバレンタインデー特集を読んで妄想したり、とにかくウキウキしていました。当日は家に呼んでもらってクッキーを渡すと、私から言う前に彼から付き合って欲しいと告げてくれました。
とても嬉しくてフワフワしました。初めての彼氏だったのです。直接会える機会もなかなかなかったので、そのときもたくさん話して帰りの電車に乗る瞬間まで彼を見ていました。甘酸っぱい青春の思い出です。