出会うことはないと思っていた夢の中のあの人との出会い
小さい時から何度も夢の中で会っていた人がいました。違うシチュエーションで何度も私の夢の中に出てきていたあの人、夢の中の人だから知り合うことなどないと思っていたあの人、夢の中でやっと名前がわかったと同時に、やっと現実世界でも出会えました。
神奈川県小田原市の奇跡の出会い体験談
私は、小さい時から何度も夢の中で会っていた人がいました。夢の中のその人の顔はいつもぼやけていて、はっきりとした顔はわからなかったのですが、いつもその人は私の恋人でした。
ある時は2人で楽しくデートをしている夢、ある時は家で2人でゆっくりしている夢、2人で小さな教会で結婚式をあげている夢も見ていました。顔も名前もわからないその人でしたが、不思議と私は何度も夢に出てくる彼が同一人物であることはわかっていました。
その人の夢を見る度いつも、この人が運命の人なのかなぁと思っている反面、現実世界で出会うことのない、私が自分自身の中で作り上げた理想の人なのかもしれないなぁとも思っていました。
そもそも名前も顔もわからない人
現実世界で出会ったところでその人の認識することができないだろうと思っていました。
その人との夢を何年も見続けていたある日、会社の同僚から友人と食事に行くからよかったら一緒にと誘いを受けました。
私は人見知りで、いわゆる合コンというものにも参加したことがなく、知らない人との食事はいつも断っていたのですが、なぜかその時は行くと返事をしていました。
同僚に返事をしてから数日後
またいつもの彼の夢を見ました。ですがいつもと違い、夢の最後で私は彼の名前を呼びました。彼の名前を呼ぶと同時に目が覚めた私の心臓はとてもドキドキしていました。
顔も名前もわからないままだと思っていた彼の名前がやっとわかったことに、夢だとわかっているのにも関わらず、喜びや驚きの混ざった複雑な心境でした。
彼の名前を呼んだ夢を見てから数日後、会社の同僚の友人と食事を行く日なりました。
同僚の友人が自己紹介をした時に私に衝撃が走りました。彼の名前が、数日前に夢で私が呼んだあの彼の名前と同じだったのです。ただの偶然かもしれませんが、その時の私には、運命の人だと思えました。
初めて会ったとは思えない
親近感がその気持ちをより強くしたのかもしれません。みんなで食事をした後、何度か彼と2人で出掛けるようになり、お付き合いできるようになりました。
彼と出会ってから、夢の中であの彼と会うことがなくなりました。彼が夢の中から飛び出して現実世界で私の前に現れてくれたかのように、彼との夢を全く見なくなったのです。
現実世界での彼との出会い方は、他の人から見ると特別な出会い方ではなかったのですが、私にとっては運命の人と出会えた忘れられない出会いです。